バーチャルレガッタ講座

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こっちも今いいところ (KG-R)

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eSWCのシーズン3を簡単に振りかえってみる。

たしかシーズン2と同じくらい長かったシーズン3。印象としては、eSail GPがたくさんあった。eSail GPのポイントがダブルになっている狙いは何だろう、と考えてみる。おそらく、eSail GPになんとしても参加してもらうためだろう。eSail GPは、見なれないリーチングスタート、扱いが難しいボート、という特徴がある。やらなくてもいいならやらない、という人は多いかもしれない。
ダブルポイント制度は、eSail GP始動当初には多くのプレイヤーにモチベーションをもたらしただろう。しかし最近は、ダブルポイントでなくてもやる人と、ダブルポイントだとしてもそこまでやらない人の2タイプに、ある程度固定化されているように思う。
絶えることのない新規プレイヤーに積極的に参加してもらうためにダブルポイントを続けているのかもしれないが、F50がダブルポイントのおかげでeSWCランキングの順位が伸びなやんでいる初級~中級者の層も多いのではないか、と私は考えている。

全チャレンジの3/8がeSail GPであり、シーズン2まででセミファイナルやプレイオフを決めた人や、スタミナが切れた人、リアルセーリングが忙しくなってきた人などのモチベーションが控えめだったシーズン3は、日本プレイヤーとの相性がよかったらしく、シーズン終了後、今年最多の6人がトップ40に入った。
日本ランキング集計期間と被っていたこともあるが、同じく期間が被っていたシーズン2でトップ40に入ったのが2人しかいなかったことを考えると、主な理由は違うところにあるかもしれない。

シーズン3決勝についても、少し書いてみよう。
日本プレイヤーの6人中1人は目を閉じていたため、5人が最初の4レースに挑んだ。これまでのシーズン決勝と同様に、少しのミスが大きく響くレガッタだった。ど早朝レガッタにもかかわらず、日本プレイヤーたちの調子はよく、4レース終了後、5人中4人が20位以上に入って第5~7レースに進出した。
私も進出した。最初のレースはF50で、しょっぱな後ろを走り、第2レースもぱっとせず、今日は4レースで終わりかと危惧していた。ところが、続く第3、4レースで小さなミスはあったもののトップ3に入ったのがよかった。
その2レースはどちらとも、上ピンもしくはその近くで王道スタボスタートを決めた。シーズン決勝でも、そんな簡単にグッドスタートさせてもらっていいの、と逆に心配になるくらい甘い待機列が形成されることがある。全日本選手権のほうがその点に関してはもっとシビアだ。この2つのイベントの違いは、、、もう言わなくてもいいだろう。いつものアレである。ちなみに大会後、専用サーバー内でそのことに関する議論がまた生じていた。やれやれである。

決勝後半の3レースに話を戻そう。トップ20が集まるため、順位変動はより混迷を極めた。私とFC氏はなんとか上位にくらいついていたが、他の日本選手2人は艇種との相性もあってか苦戦したようだ。私などのセミファイナルをすでに決めている人は心に余裕があっただろうが、セミファイナルがかかっていた人は緊張とも戦っていただろう。結果、新たに1人の日本プレイヤーがセミファイナル進出を決めたが、何はともあれ、参加した全員に拍手を送りたい。

今はプレイオフも終わり、セミファイナルがすぐそこまで迫っている。全員が頂点を目指して戦う。フリートレースはバトルロイヤルだ。味方は誰もいない。同じ国の選手だろうと仲がいい外国の選手だろうと遠慮してはいけない。だとしても、誠意あるセーリングをして勝ちたいと思うKG-Rである。
今年は誰に運が回ってくるだろう。

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