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スナイプに乗るKG-R (KG-R)

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この土日、日に焼けまくって鼻の表面から体液が出つづけて今朝ようやく落ちついてきたKG-Rです。腕も足も顔も剥きだしで海に出ていたため、肌が真っ赤になりました。次海に行くときまでに日焼け止め買います。太陽なめてた。

江の島スナイプにクルーで参戦してきました。現役引退以来、初のリアルレースなので2年ぶりくらい。クルーでの出場は4年ぶりくらい。さすがに感覚がいろいろ衰えていましたが、最後のインカレで学んだリアルとバーチャルでの頭の切り替え方はいくらか活かすことができました。伸び悩み中の後輩スキッパーと乗ったこともあり、成績自体は微妙でした。しかし、今回のレースで私はヨットレースへの理解が進み、その後輩も多くのことを学べたようなので、満足しています。
このブログでは、私が収穫したことの一部を共有しちゃおうと思います。

・ブランケ
VRIのブランケを想像してコースを引くと痛い目にあう、というのは最後のインカレで学んでいました。でもそれは、リアルだとこの位置はまずい、程度の認識の仕方でした。
今回のレースをきっかけにVRIのゲームシステムに目を向けてみると、VRIの風はボートを通りこしても変化しないからリアルと差が生じているのか、と気づきました。VRIでのブランケはたしかに風速が落ちて風向も変わっている。だけど、ボートの存在が風の吹き方自体に影響を与えることはない。ブランケの領域を出ていった風はまた鮮度を取りもどす。そのため、たとえば上りでレイラインに列ができているとき内側にいても艇速が出る。
あくまで私の考えですので合っているのかはわかりませんが、大きくは外れていないと思います。

・コース引き
私にとってリアルの海での風振れ予測はVRIよりも難しく、外れる確率が高いです。そうなると、対他艇のコース引きが有効な場面が多くなります。私のような、VRIで風に対してコースを引きがちな人は、反対艇団をケアすることへの意識が弱まっているかもしれません。
VRIを高頻度でプレイしている人が久しぶりにリアルレースに参加する場合は、次の基本的なことを胸に留めたほうがいいかもしれません。
「順位をキープしたいなら艇団についていき、リスクを負ってでも順位を上げたかったり風読みに自信があるときは艇団と離れる」
私はこれをすっかり忘れていて、風読みにたいした自信もないのに、多くの艇が向かっている海面の逆に出して失敗することが、今回何度かありました。実力者にせこせこついていくのも立派なコース引きだと思いを改め、次からは上位艇団の動きを「まねぼう」と思います。


私にとっての重要な収穫はこんなところですね。ちなみに、2021年のナショナルチームメンバーだったiwaryoさんはスキッパーで出場していましたが、僅差で負けました。2点差!
最後に、個人的に印象に残っていることを書いて終わりにします。
自艇がランニングで先行艇にやや無駄なブランケをかけていたときに先行艇の社会人スキッパーにハンドジェスチャーで「下してよー」と促されて、VRIのsorry絵文字の感覚で「すみませーん!」と言ってから後輩に下させた後、その社会人スキッパーから「べつに謝らなくてもいいのよー、レースなんだから、ハハハ」と笑われたのです。
こういう人とするレースが楽しいんだよなあ、と思いましたとさ。
















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