eセーリング世界選手権のシーズンがまた1つ終わった。そんなタイミングにブログを書かないわけにいかない。
シーズン2は長かった。正直、途中で疲れてしまったプレイヤーも多いことだろう。私はその長さを見こして、序盤は軽めの参加にしておいた。いや、シーズン1の決勝でトップ10入りしていたので気が抜けていた、というのが正確かもしれない。ランキング40位に入らなくてもいいという余裕があったので、シーズン2はPC(ノートPC)で参加することにした。
シーズン1は各青レースから決勝までほぼすべてスマホで参加した。PCの練習は今年の1月から始めたばかりだったし、プレイ環境が整ってなくて「再接続を試みます(=お前はもうDSQ)」がスマホよりも高確率で表示されるような調子だったから、PCを使うのは緑レースのときだけにしていたのだ。
いざシーズン2からPCを使ってみると、思ったよりも通信切断にならず、船が急加速したり暴れたりすることも少なく、戦えた。ちょこちょこPC練習をしていたおかげもあって、ある程度の点数は取れた。シーズン途中、Fキーで海とヨットだけにするスタイルにはまったり、Tキー(タックジャイブボタン)を使わないスタイルにはまったりして、ランキングのことは考えずに遊びつづけていた。
後半はeSail GPが入ってきたため、これは決勝進出を狙おうと少し力を入れた。eSail GPでは結果が出せなかったものの、気づけばシーズン2ランキングの40位まであと少しのところにいたので最後の青レースは高得点を狙いにいって、ギリギリ決勝進出。シーズンファイナルのようなレース経験はのちに活きると思っていたから、遠慮も辞退もせず出ることにした。
シーズン2ファイナルは惨敗だった。PCで重要な大会に出場したのはこれが初めてで、さすがに無茶だった。よせばいいのに、欲張ってライブ配信したのが特にまずかった。今の自分のプレイ環境で配信しながらレースをすると高確率で重くなるとわかっていたが、早朝だし大丈夫でしょ、という謎の自信に突き動かされてしまった。実際、4レースしてDSQがなかったので上等なほうだったと思う。
ラグや舵の重さがあるにしても、スタートのキレとか微塵もなかったのでサクサク動けていてもダメだったに違いない。配信という行為自体に集中力をそがれていた、という分析もできる。あろうことかシーズン2ファイナルの配信者は自分だけだった。世界中のVRIファンに自分のプレイングが見られていることを意識してしまい、知らず知らずぎこちない動きになっていたことだろう。
悪いことばかりじゃなかった。今回の失敗を今のうちに経験できたこと。つたない配信ながらも、それをありがたく思ってくれた人が何人もいたこと。FC RICHさんが第4レース後1位に、そして総合5位になったこと。
レース終了から1日経った今、私のモチベーションは、さまざまな理由によってものすごいことになっている。この感じは久しぶりかもしれない。
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