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全日本選手権2021について

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いよいよ今年の8月に、公式なeセーリングの「全日本選手権」が開催されることになりました。それに先立ち5月8日から3ヶ月間の国内公式ランキングも始動します。まだ未確定の部分も多いですが、現時点で想定される内容をまとめたいと思います。

加筆情報

以下は’21/4/29現在の予告情報からの筆者Sohei NIPPON独自の想定内容であり、正確さを欠くかもしれません。正しい情報は主催者である公益財団法人日本セーリング連盟(以下 JSAF)からの公式な発表や、レース公示・帆走指示書(未発表)を参照してください。

(’21/5/1修正)開催日程が、8/21(土)オープン予選・8/22(日)決勝に変更されました。

(’21/8/13加筆)開催要項がJSAFから公式リリースされました。
大会のご案内https://bit.ly/2VocFDq
エントリーフォーム: https://forms.gle/ds5kzAxrj9ZVUhWK7
レース公示: https://bit.ly/378UioD
帆走指示書: https://bit.ly/2UgsdZK

(’21/8/24加筆)リザルトをアップしました。

リザルト

当日の全ライブ配信

成績表: https://sailranks.com/v/regattas/5946

決勝リザルト
シード8名を除く予選組34名から上位11名が決勝へ

「全日本選手権」の意味合い

全日本選手権 / National Championshipという名称を使用するには、国際競技連盟が認めた国内唯一の代表競技団体(MNAs:The Member National Authorities)のオーソライズと、一定の要件が必要とのことで、例えば日本VRIクラブなどの任意団体などが勝手に開催できるものではありません。

そのほか諸々の事情もあり、昨年の全国大会は、実行委員会主催・JSAF後援という名目で「eセーリングジャパンカップ(EJC)」という名称で開催されました。

今年は、公式にセーリングの国際競技連盟(World Sailing)にも認められた、JSAF主催であることから、初めて「eSailing全日本選手権2021」を正式に公称することとなりました。

この大会は、国際連盟主催の世界選手権(個人戦)と世界国別対抗戦(団体戦)の日本代表選考も兼ねることとなります。

昨年のeセーリングジャパンカップの様子

全日本選手権は、昨年のEJCに近い大会運営になることが予想されますので、参考までに昨年のEJC情報を以下にまとめます。

eSailing Japan Cup開催について / JSAF eセーリング委員会
開催案内プレゼンテーション /Google docs
レース公示 / Google docs
帆走指示書 / Google docs
EJC結果記事 / バルクヘッドマガジン

 

日本国内ランキングからの全日本参加

全日本選手権への出場には必須ではありませんが、全日本選手権の選考プロセスの一つとして国内ランキングへの参加があります。

青レガッタへの参加(要・実名登録)で自動的に、世界ランキング(eSWC)と同様に、国内ランキングに登録されます。ランキングの得点方法等の詳細は「eSWCとは」の記事を参照してください。

世界・国内とも自動登録ですが両者では集計期間が異なり、世界ランキングは1月21日 ~ 9月上旬(未定)の8ヶ月弱の累計得点に対して、日本国内ランキングは5月8日~8月9日の3ヶ月間のみの集計ですのでご注意下さい。

国内ランキングの上位10名には、8/22(日) 全日本選手権の決勝への予選免除・シード出場権が与えられます。

オープン予選からの全日本参加

国内ランキングに参加しなくても、8/21(土) 全日本選手権のオープン予選には参加できます。昨年のEJC予選は、約100名の申込で複フリート予選を行い、この予選上位9名と、前述ランキング上位シード10名の合計19名で決勝戦が行われました。恐らく今年もこの形になることが予想されます。

オープン予選は狭き門での一発勝負であることから、実力者でも予選落ちのリスクが高いです。

一方で、国内ランキングシード選手は、普段から長期間にわたり世界の強豪相手に地道に実戦経験を重ねていることもあり、昨年のEJC決勝は、オープン予選の激戦を勝ち抜けた選手たちをも抑え、ほぼランキングシード選手が上位を独占した形となりました。

以下の表は、昨年のEJI決勝結果です。ランキングシード(赤字)オープン予選組(青字)、カッコ()内は世界ランキングの国内順位です。Tim Morsihima選手(SailGP日本チーム)は招待参加です。

1位KG-R (1位)
2位Sean Bond (2位)
3位Sea man ship (5位)
4位JPN3717 (10位)
5位Vegas (3位)
6位Sohei NIPPON (9位)
7位優月 (11位)
8位Tacitus (4位)
9位Tk30623 (8位)
10位グリンピース伯爵 (-)
11位0517編集長 (-)
12位N.4714 (-)
13位Pauline3 (6位)
14位Golden Boll (35位)
15位high-5 (23位)
16位モチモチモチダ(-)
17位レイリー村田 (36位)
18位Tim Morishima (-)
19位Gyoshu (32位)

世界選手権・世界国別対抗戦への道

国内ランキングの上位者および日本選手権の上位者には、世界選手権(個人戦)と世界国別対抗戦(団体戦)日本代表チームへの参加権が与えられます。

日数はかかりますが、全日本で上位を目指すには国内ランキング(青レガッタ)への参加しての、普段からの地道な実戦経験を強くお勧めします。

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