America’s Cupに振り回されてあげようと思って、マッチレース頑張ろうと意気込んでから一時間もしないうちに虚しくなって、ファイナリストになるチャンスを放棄したKG-Rです。
そりゃ大量にポイントを稼げるプレイヤーはある程度上手いんでしょう。そのあとにランキング上位8人で戦うステージでは実力が必要になってきて、そこで勝つのは価値のあることだとは思います。ですが、時間を無限に割けば決勝に進めるってどう考えても変ですし、たとえそれで決勝に進んで1位になれたとしても、これでよかったのか、と納得できないと思います。ここは、自分に実力があることをちゃんと証明できる方法でファイナリストを目指すべきだ、という変なプライドを優先してみようと思います。待ってろよ、プレイオフ、eSailGP(いつ来るのかしら)。
ACストレスのおかげで、愚痴っぽいことを書いてしまいました。気分を変えるには、艇種を変えるところから。ということで、ナクラ17の話でもしましょう!
私が挑戦状イベントの一発目の艇種としてナクラを選んだ理由。それは私の得意艇種であり、好きな艇種でもあるからです。ナクラの洗練されたデザイン、圧倒的なスピード、たまりません。いくらでも操船していたい。とにかく好きです。
次に得意艇種であることについて。私がナクラに自信を持っているのには根拠があります。
ナクラだと、他艇を抜かしやすいのです。スターやオフショアなどのスローな艇種では、スタートで失敗すると順位を上げにくい傾向があります。船が遅ければ風も他艇もゆっくり観察できるので、コース引きに余裕があります。だから差がつきにくい。
艇速が速いとどうでしょう。素早く判断できないと、船はどんどん進んでいくので、良いコースから外れたときのロスも大きくなります。そのため、自分が良いコースを走っていれば、周りは次々にロスをしていって自然と順位が上がっていくわけです。
私の武器である風振れ読みが最も活きるのがナクラ。49erやF50もそれなりに得意ですが、これらは振れだけ読めても勝てず、振れと風速の総合的な判断が必要になります。でもナクラは微風でなければ振れを正確に読むだけでほぼ勝てます。ナクラで一度先頭に立てれば、絶対に負けない自信が私にはあります。
ナクラでレースをすれば、参加者の風読みスキルが手に取るように分かってしまいます。挑戦状イベントでは、スタートが微妙だったため1位を取ることはできませんでしたが、ほとんどのレースで先行艇との距離を詰めることができました。コース引きで負けてないことに安心しました。でもすごく悔しかった。
ナクラが速い人こそVRIが本当に上手い人だと思っている節があるので、ナクラでは負けたくないんですよね。まあ、こんなことでいちいち悔しがってはいれらません。気楽にいきましょう。ナクラがすべてではないんだし。F50の方が自信あるかもだし。毎週やっていればいつかは勝つんだし。
そういえば、そろそろサクラの咲く季節ですね。
Protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.
まだコメントがありません。