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道草食べ放題 (KG-R)

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何の前触れもなくブログを連続更新していくKG-Rです。もしかしたら、明日も明後日も更新しちゃうような予感がします。予感とか言って、それは自分のやる気次第なんですけどね。

さてさて皆さん、道草はお好きですか? 苦いから嫌? いやいや、雑草のことじゃなくて、寄り道する、という意味での道草です。どうでしょう。人によりますかね。私はどちらかというと好きです。
急に道草の話を持ちだしてどうしたんだい、という質問、ごもっともだと思います。道草の話をするときにも道草食ってたら一生道草の話が終わらないですもんね。ところで「道草」の語感が好きなんですけど、皆さんはどうですか?……と道草はこれくらいにして、私が今回取り上げたいのは次のような話です。

「eセーリングは、セーリングにとっての道草なのか」
「マッチレースやチームレースは、フリートレースにとっての道草なのか」
「それらが道草だったとして、道草を食べるべきか」

問いを置いていくだけ、ということを最近はモットーにしているので、ここで終わってもいいんですが、もっとー! もっとー! という声が聞こえてくるので、もう少し書きます。はい。
よく聞く言葉に「急がば回れ」だとか「無駄なことなんて、ひとつもない」だとかありますけど、その類の話をコネコネしていきます。

セーリングが上手になるための直接的な道は、セーリングをすること、ヨットに乗って練習すること、です。それはそのとおりで、異論はないです。目の前にヨットがあって、海や湖があって、一緒に練習する人たちもいて、良い天気なら、出艇したほうがいいでしょう。
ですが、セーリングする環境が整っていない状態で迎える自由時間が日常生活のなかでけっこうあると思います。そこでおのおのが自分で考えて、筋トレだとか知識の吸収だとかeセーリングだとかをするわけですが、そうして食べてきた道草の質がレース結果に影響してくるのは、言わずもがなだと思います。ということで、自分としては結論が出ているわけです。

「道草なんて食ったもん勝ち」
「何かを極めたいなら、道草にすがる思いで毎日を過ごしましょ」

こういう考えをしていたからこそ、私は大学ヨット部現役時代にeセーリングにどハマりしたわけです。しかし、eセーリングを大事だと考える部員と意見が合わないこともありました。それが「F50や、マッチレース、チームレースまで極める必要があるのかどうか」問題でした。
大学でディンギーに乗っていると、公式戦ではごく普通のフリートレース(団体戦もほぼフリートレース)しかやりません。だからeセーリングを活用するにしても、フリートレースだけ練習していればいいじゃん、リーチングスタートのレースなんて練習しなくていいじゃん、という意見が当然のごとく出てくるわけです。
それは、もうそのとおりなんですけど、アップウィンドスタートのフリートレースだけで十分なのは十分わかってますけど、それでも自分は道草を食べていきたかったんです。道草のなかに、お宝が眠っていると信じたかったんです。ほうれん草を食べたポパイみたいに強くなれると信じたかったんです。
最後にひとつ、聞かせてください。

「あなたにとって、道草とは?」

ここまで書いてから、似たようなことを以前書いたかもしれないな、と思ってきました。あれ今回の記事は無駄だったのかな、とちょっぴり不安になりましたが、内容が被っていたとしてもいいんです。この記事も大事な道草ですから。

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