先日クラブチャンピオンになりました、KG-Rです。
今回はいよいよ、eセーリングについてどストレートに書いていきます。
私は、日本中のセーラーの中で、今年一番ヨットレースと向き合った人だと自負しています。いわゆる、「気持ちだけは誰にも負けません」状態です。
インカレの方でもトップを取るつもりでしたが、活動制限の影響もあり、良い結果を残すことは出来ませんでした。そもそも大学ごとに状況が違う期間の先にある戦いにどのくらいの意味があるのか、という疑問が最後まで胸につかえていました。
何はともあれ結果として、インカレでは全日本の舞台に立てませんでした。しかし、私にとってそれは問題ではありません。気持ちが日本人セーラーの中で1位だったので、もはや大会の結果は重要ではなかったのです。VRIの大会(EJC等)も同様です。
気持ちだけ、とは言いましたが、スキルの成長も実感していて、VRIで身につけたスタート方法は現実でも非常に有効でした。特に本船側からのスタートは、VRIとほぼ同じ感覚で操船できて、感動したほどです。VRIは最高の参考書ですね。
ここまでの内容を読んだ方の中には、次のようなことを思う方も少なからずいるでしょう。
「eセーリングなんぞが上手いだけで、調子乗ってる痛いやつがいるよ笑。セーリングとeセーリングはまったくの別物。一緒にされちゃ困る。せいぜいゲームの世界で頑張ってね笑」
自分で書いておきながら胸が痛いです。
そのような、eセーリングの存在を知りながら活用しないセーラーに対して、極端な表現で反論してみます。
「eセーリングをやりこんでいないような、上達意欲の低いセーラーと海上で競っても虚しいだけです。それよりも、eセーリングに熱中している人たちとレースする方が楽しいですから。どうぞ、のんきにセーリングを楽しんでください。海上でも負ける気はしないですけどね」
強気ではありますが、負けるときはあっさり負けます。
そもそもセーリングでは、艇種が違えば競うことができません。活動場所が違っても競えません。これらはお金で解決できますが、余裕のある人にしかできません。
その点、eセーリングはお金をかけずに誰とでも対戦でき、艇の性能差もなく、体格差の影響もなく、ペナルティ判定が機械的に行われるという、とても公平なレース環境を提供してくれます。
ヨットレースを一番知っている人を決めるのに最もふさわしい大会は、もしかするとeセーリングの大会なのではないでしょうか。
ヨットレースの上手さというのは、フリートレースの上手さだけで決まるものではありません。マッチレース、チームレース、リーチングスタートのレース。すべての形式に対応できる人こそ、ヨットレースが上手い人だと思います。
どんなレースでもすぐ用意できるのは、eセーリングの強みですね。
過去にセーリングを極めたことがあって、ヨットレースの実力に自信があるという方は、ぜひeセーリングを初めていただきたいです。
これからセーリングを極めていきたい方には、eセーリングを活用することを、強く、強くおすすめします。eセーリングは意欲あるセーラーを裏切りません。
書きたいことは大体書けたので、ここでおしまい。また次回~(ありがたいことにブログ投稿者が増えたので、こっそりペースダウンします)。
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