JVRIC会議2025 #1

日時）2025/6/8(日) 21:00~23:00
議題）日本チームはどうすればもっと強くなれるか

Nananana：
ネーションズカップの女子プレイヤー２人体制希望。Kanakoさん、尾形さんに連絡済み。

KG-R：
（Nanananaさん、Kanakoさんに頼りつづけている。女子プレイヤーのアクティブ人口がなかなか増えない）

KG-R：
ネーションズカップの目標確認、チーム作り、試合までの準備などのためにまず作戦会議を開いた。これまでと何を変えていくか。なぜ勝てないのか。

Vegas：
2v2, 3v3で海外勢の強さを感じる。チーム作りに力を入れているところはなさそう。強い人がもっとチームレースの練習をするのが手っ取り早いのではないか。勝負強さで負けてる？フリートのメダルレースで強い人はチームレースも強いイメージ。

FC RICH：
トップ層のレベルが全然違う気がする。フランスならasere、イタリアならLorenzoとJLあたりの、全員に即座に指示できるレベルの人が少数いるのがストロングポイントだと思う。判断に人数を掛けないので、試合中のチーム全体の判断スピードも速い。メッセージがかなり正確。それに、欧州勢は敗因ポイントをクリティカルに理解しているというか。なので、GF勢の指示力と指示時の言語化能力の不足だと思う。

Nananana：
そもそもフォーマットはどんな感じ？チームレースの経験が少なくて不安。

KG-R：
チームの雰囲気が良いときと悪いときがある。Nanananaさんがキーパーソンなのでは。

ozuyL：
しょっぱなから負けて追いこまれる。そのときに空気が悪くなりがち。勝率を上げるためにはスタート練習がもっと必要。自分は視野が狭くなっちゃう。スタートをみんなで2Dでやってみるとか。チームレースはスタートが命。

KG-R：
9v9とかもスタートが命かも。フリートでは強いのに。

FC RICH：
全然スタ練ありだと思う。

JPN985：
勝てたレースはスタートで先行出来てるからだと思うので、スタート命だと思う。あとはリアルでもそうだが、経験値がどれぐらいあるかで1:1の攻防や艇団に対しての自分の置く位置を学べるので、場数をこなすのが近道じゃないか。

FC RICH：
誰かの指示で判断する（スタートだったら、どこから出たらいいかの指示をもらう）のか、自分で決めるのかが各々定まってないままヌルっと試合が始まっているのが少しやりずらいのかも。FCが風を読む、KGRさんが誰がどこから出るか決める、Nanananaさんはその指示通りの場所から出る、とか、例えばそんな感じ。そうすると、Nanananaさんはスタート動作に全集中できると思う。

Nananana：
自分がはたしてできるのか。やっぱり練習積むしかない。

JPN985：
スタートは下側の方がスペース空いててどっちかと言うと出やすいので、上から出る人だけを決めとくってのもアリかも。

FC RICH：
ともかく、はっきりと、戦術をデザインする人、選手に指示する人が1人か2人いるべきなんじゃないか、というのが伝えたいポイント。

ozuyL：
Nanananaさんをつきっきりで見る人を用意できたらいいかも。

KG-R：
出走者全員を一人ずつ見て意見する人を用意できたらいいかも。アリーナで全員観戦できなかったら、時間のズレなく話せないけど。

Nananana：
練習のときからどんどん教えてもらいたい。

Gacky：
理想系の共有と、問題分析ができているか。

1.スタッツの整備
感覚ではなく、2vs2など、負けてるレース、できればどこで負けてるか、勝ててるか、客観的に整備する。

2.ケーススタディ
録画を見て、どこで改善できるかチームで検討。ここでお互いの意思決定がわかる。チームなんでMBTIとかやってみてもよい。早稲田はVRIでケーススタディやってる（orやってた）らしいがよく知らない。

3.役割分担とコミュニケーション
日本らしく司令塔を立てる。でもいい組み合わせはトライアルしてみるしかない。観戦モードで分析者を立てることでの練習。

4.リアルのチームレースの経験不足も？
チームレースをやってみる、とか、チームレースの強いチームから話を聞く、ケーススタディに参加してもらう、というのはあるだろうし、JSAFとしてはそういうのは支援できる。

FC RICH：
週1で過去の負け試合の分析会みたいなのする？

KG-R：
チームレースの資料の動画化とかできたらいいかも。

Gacky：
講師による分析結果ではなくて、各自どう分析、言語化するか、意見がズレるか、が大事かもしれない。ハーバードって感じだけど。

FC RICH：
最高なのはプレゼン作っちゃうこと。そしたら少なくとも作る側は圧倒的に試合の理解が深まる。

Minee：
練習段階で、チーム分けをネーションズカップの配艇を意識する。

FC RICH：
配艇を先に作ってしまうデメリットとして、相手に合わせた戦力の傾斜はできなくなるってのはある。

Minee：
理想は毎回まぜたほうがいいかもしれないけど、さっきのGackyさんの意見が重要だと思う。こうなったらこう、というパターンが全員ですりあわせられてると強いと思う。

初めてナショナルチームに入った人の基礎力は、毎回ランダム分けより数回は固定してやったほうが学習が進みやすいのではないか。昨年はコミュニケーションミスが目立った気がする。誰が誰の声かわからなかったりもする。

Gacky：
ジュリー目線だが、ケースブックと判例にすがりついてる。つまり、必ず過去にあったか、それを応用できるはず。ああ、はいはい、このパターンね、となるとやりやすいはず。理想系だけど。それでも目線が違うから複数で入る。 アンパイアまじで先読みすごい。あの人たちの判定方法知っておくと良い。オリンピックのメダルレースとかもそうだけど、各艇の振りをする。で、こちらが権利があるとかやってる。選手よりも、ずっと話してる。相手艇との会話、というのも面白いはず。 他国のチームのレース見て、言語化してみるとか。 ケーススタディは数ではなく、質なので絞って、同じケースで何度か深掘りしてみるとよいかも。

Vegas：
将棋の定石と同じ。瞬発力が組み合わされるので、プレッシャーかけられながらも定石を引っ張り出せるかが大変。

Minee：
戦術に名前をつけて共有したらいいかも。

FC RICH：
大事なのは、他国の動画を鑑賞した後に、どう還元するか。 ただ起きた現象を持って帰ってくることはできると思うけど、はっきりわからないまま持って帰ってこなきゃいけない現象もあると思う。だから、「仮説」として練習で試したい形をはっきり箇条書きにして持って帰ってきたい。そうすると、練習で実験すれば、外からの情報をもとに我々で定石をうまく確立できるかもしれない。

Gacky：
各自がまず文章にして持ち寄る。一回だけでも変わるはず。見るとこが違うから強い。他国、特にフランスはもっと多様。

Nananana：
Mineeさんに賛同。できるかわからないけど、指示を待ってると結局判断に戸惑う。自分自身で判断できるようになりたい。指示する人も大変そうだから。全部指示待ちではなく、要所要所で言ってもらう程度。

ozuyL：
全員が自分で判断するようになると、それはそれで意見が食い違うようになる。自分で考えることは大事だけど、連携は必要。自分勝手なタック・ジャイブでミスることもある（誰でも）。常に独り言を言っていてほしい。

KG-R：
そういえばそう。（例）A:タックしようと思ってるけどいい？B:いいと思う！→タック。

Minee：
レース外に戦術のサポートをする人が必要ではないか。指示というより、相談相手として。

Nananana：
Yukoさん以外は声の聞き分けができる。

Minee：
練習にあまり来ない人の声を覚えるのは難しい。

FC RICH：
それとNanananaさん何回か指示役を誰かと一緒にやってみるのもありなのかも。操船せずにチームレースの動きだけ考えられるので、整理しやすい。

KG-R：
その練習をするなら勝敗はつけないほうがいいと思う。

Minee：
Nanananaさんの育成を通して、今後の選手育成のテンプレートを作れたらいい。

KG-R：
今回は練習についてだったが、次回以降はネーションズカップへの意気込みや思いを共有していきたい。来週も日曜21:00ごろから開催予定。