そうだ、アジアパシフィックへ、行こう（G）

敬愛するeSailorの皆様、初めまして、セーリング歴3年半の素人社会人セーラーのGです。日本セーリング連盟の普及指導委員会兼eSailing委員会でお手伝いをしています。

昨年末、Sean bondさんのつながりのeSailorの協力を得て、JVRIC主導でeSailingのアジアパシフィックのDiscordコミュニティであるAsia Pacific eSailing Resort（APeR）を立ち上げました。ネーミングは我らがコピーライターKG-R選手の素敵なご提案で、Clubではなくトロピカルな雰囲気満載のResortとしました。JVRICはすでにリゾート開発により別荘も持っているわけですから、さぞかし楽しいオフ会が開かれることでしょう…ほら、あなたも入りたくなったでしょうAPeR。（肝心のロゴについては、椰子の木が頭から毎晩離れないまま寝落ちしてしまうので、最後に募集します。）このAPeRにおいて、すでにSean さんの発案でニュージーランドの方々とレガッタを組んで交流も始まっていますが、今週末2/13にレガッタが組まれますので、ぜひ皆さんにご参加いただきたく、投稿した次第です。

詳しくはDiscordのAPeRページにて。

さて本題です。わたしはアジアパシフィックが好きです。学生の頃は、東南アジア途上国スラムのコミュニティ開発に関心を持って研究をしてきて、いまの災害復興の仕事につながる発見や人々との交流が生まれ、わたしの一つのルーツと言えます。セーリングにおいても、豊かな自然環境と文化に溢れるアジアパシフィックで、セーリングを楽しみ、研鑽することはひとつの人生の糧となりましょう。

そんなアジアパシフィックで、わたしがeSailingのコミュニティを作りたい理由は大きく4点です。

1.アジアパシフィックでeSailingを普及、牽引したい

リアルセーリングもですが、アジアパシフィックにおけるセーリングの普及啓発や競技力向上、人材や組織育成、制度構築に日本人が貢献していくことは大切だと思っています。esportsは日本以外の韓国、シンガポール、タイが日本よりも盛んですが、スポーツ競技と紐づく正統的なeSailingの振興は、クラブやNFとして取り組み、連携をするコミュニティを打ち立てたいと思います。画面の向こうで同じスタートラインに立つロマンもあります。

2.欧米先進国に対抗したい

リアルセーリングと同じくeSailingも欧米、特にイギリス、イタリア、フランス、スペインが圧倒的なプレイヤー数とプレゼンスを誇ります。しかし昨年のネーションズカップの日本チームによるフランスチームのジャイアントキリングはセンセーショナルでした。新しいドラマを生み出すことは、リアルセーリングの勃興の足がかりにもなるでしょう。各国強いプレイヤーが生まれてきていますから、日本がそうだったように、ひとつの場に集って顔を合わせられれば、人口の多いアジアパシフィックではすぐに輪が広がります、数だけではなく、質も高まるでしょう。

3.時差のない方々と仲良くしたい

eSailingは地域を越えて同じレースができますが、欧米とレースをすると、向こうの夕刻、日本の深夜早朝にかかることが多く、プレイヤーやオーガナイザーにも負担が大きいです。そうなると、最近勃興したロシア、セーリング大国オーストラリアとニュージーランド、さらにゲームの盛んな中韓は南北に揃っており、そして香港や、シンガポール、タイなどの東南アジア、インドとのレースであれば時差に苦しむことなくレースができます。そしてイスラム圏の人たちとも関わることができます。

4.オフ会したい

ゲーム界の魅力のひとつは間違いなくオフ会です。アジアパシフィックとの往来は盛んなので、コロナが落ち着いたらぜひオフ会をしたい。そのときにはアジアの熱いeSailorと、リアルなリゾートが我々を迎え入れてくれますし、日本の富士山を背にしたセーリングも楽しんでもらいたい。そんな日を待ち望み、そして再びマカオの地を望むために…

JVRICの皆様にとっても、海外やアジアパシフィックは多くの魅力があるでしょう。それを互いに深め合うこともまた社交としてのeSailingの価値です。聞かせてください、あなたの声を。そして、そうだ、アジアパシフィックへ、行こう。（これ著作権やばいかな）

◾️APeRのロゴを募集します。

DiscordのAPeRのロゴを募集します。コミュニティのページでも呼びかけます。あの丸い形に収まれば何でも良いです。審査員は皆さんです。個人的には、やっぱり椰子の木は入っていて欲しい。締め切りは2/28とします。DiscordのAPeRに投稿してください。選定数は決めてないので、もしかしたら気分で月替わりとかにするかもしれません。APeRレースポイントを付与する、なんてのもおしゃれかもしれない。