日本VRIクラブ(JVRIC)の活動についてご紹介します。
2019年頃よりJSAF(公財)日本セーリング連盟の関係者を中心に、eセーリングの普及を進めようという機運はありました。
2020年3月からのコロナ禍で、五輪や国体を始めとするセーリング大会が相次いで中止・延期となり、リアルセーリングの活動すらもままならない中、2020年7月頃から、JSAF普及委員であるG氏や、その知人で先んじてfacebookグループ「e-Sailing Japan fan group」を立ち上げていたVegas氏を中心に、初のeセーリング全日本大会を開催して、また世界大会へ日本代表選手団を送り込む道を拓く、その前段階としてまず、日本人eセーラーのコミュニティを本格的に立ち上げよう、という企てが始まります。
(Vegasさん視点の経緯は、ご本人ブログ「eSailingジャパンカップを開催してみた」にも書いておられるので、ぜひあわせてお読みください。)
コミュニティ立ち上げのキーマンとして目を付けたのは、バーチャルレガッタの世界ランキング表で、日本人としては最上位の20位台に表示されているKG-R氏でした。当時バーチャルレガッタ周辺には日本語の情報が極端に少なく、日本人ユーザー同士の交流も、リアルで繋がっている学連ヨット部などを除いては、皆無に近い状態でした。
KG-R氏はコミュニティ設立の中心になることを快諾し「日本VRIクラブ」のDiscrodサーバーを開設し、VRI上で目立っている日本人セーラーに片っ端から声をかけていきました。
このウィキを書いているSohei NIPPONも、欧米の国旗だらけでアウェイ感が半端ないバーチャルの海面を帆走しながら、ちょうと日本人ユーザーと繋がりたい、バーチャルレガッタのユーザーコミュニティや日本語情報がもっと増えれば良いのに、と思っていたため、全く面識は無いけれど、たまに名前だけは見たことがある雲の上のKG-R氏の誘いに飛びつき、新たに誕生したコミュニティの盛り上げに全面的に協力することにしました。
2020年8月から週例のクラブレガッタを開始し、徐々に声掛けをして仲間と活動を増やします。
2020年9月に、第一回の全日本選手権(EJC : eSailing Japan Cup)が実行委員長Gacky氏、JSAF eセーリング委員会の協力のもとに無事に開催されると、日本VRIクラブは、その参加者を70人まで増やしました。
日本VRIクラブに参加希望の方には、Discordサーバへの招待コードをお送りします。VRIでの自分の艇名や、リアルセーリング経験などを自己紹介してもらうと、皆さんと仲良くなれるでしょう。
リアルセーリングも含めた雑談や、質問等も大歓迎です。
日本セーリング連盟/JSAFも後援のeSailing Japan Cupでは運営ボランティアで全面協力したり、現在アジアコミュニティの立ち上げ、国内でのチームレース大会や、クラブチャンピオンシップなどの大会企画・主催も行っています。国内のeセーリング・eスポーツ全体を活性化し、リアルセーリングの充実にも努めています。
原則として毎週土曜日の21:30から、6レース(約1時間半)のクラブレガッタを開催しています。事前に帆走指示書が掲示され、成績表はSailRanksで管理しています。
下のコメント欄にVirtural Regattaのユーザー名を書き込んで参加希望の旨をお伝えいただければ、VRのメッセージ機能で招待コードをお送りします。
またはTwitterの日本VRIクラブにDMを頂くか、既に参加している友達にお声かけいただいても結構です。メンバーの中には実名で活動しているリアルセーラーもいるため、なるべくVRIのアカウント(艇名)だけでも名乗って頂けるとありがたいです。海に生きる誇り高き皆さんには、シーマンシップを改めて説明するまでもありませんね。
参加希望します