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ゲーム遍歴 (KG-R)

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Nations Cupが終わって以降、VRIのプレイ時間がめっきり減ってしまったKG-Rです。
熱が冷めてしまった、というのは多少あります。それに加え、他にやるべきこと、やりたいことがあるからVRI熱を自主的に弱めている、という理由が大きいです。

毎週土曜日のクラブ内レガッタだけは参加しています。勝敗にこだわらずにレースを楽しんでいます。動作ミスのオンパレードで苦戦しても、笑い飛ばせばいいのです。幸せですね。

「前置きは長く、本題はより長く」が私のモットーですので、ご了承ください。

「そんなことを書かれたらVRIをやらないわけにはいかない!」と日本中のセーラーに思わせるような説教くさい文章を書いて、ストレートに勧誘をしようか、と少し前までは考えていました。しかし、そういう勧誘はちょっと品がないぞ、と思い直しました。

そこで私が選んだのは、「書きたいことを自由に書いていって、その中にVRIの魅力をさりげなく忍ばせることによって、日本中のセーラー達をゆっくり洗脳していく」という作戦です。

ここまでが前置きです。疲れましたか? 疲れたら寝ましょう。
初回は、私KG-Rのゲーム遍歴について書いていきます。ここでいうゲームとは、ビデオゲームのことを指すものとします。
なぜ、このテーマを選んだか。その理由は海の底に沈んでいるので、私に聞かれても困ります。

新しいゲームへの適応力や熱中力は人それぞれ違います。それらの力は何によって決まるのでしょうか?

私は「ゲームの経験値」の影響が大きいのではないかと考えています。
遊んだゲームをすべて書いていくのはナンセンスなので、私が特に熱中したと思うゲームだけを抽出して、羅列します。順番はふんわり時系列になっています。

太鼓の達人
スマブラ(DX,X,3DS)
マリオカートWii
モンスターハンター(2ndG,3,3rd,4)
jubeat
SOUND VOLTEX

こうして振り返ってみると、レースゲーム、格闘ゲーム、アクションゲームもぼちぼち好きですが、音楽ゲームが一番好きみたいですね。音楽ゲームの次には、格闘ゲームが好きです。
熱中度合いに限らず、私の好きなゲームを書き並べたとしたら、音楽ゲームが8割9割を占めると思います。それくらい音楽ゲームが好きです。
でも今はVRIが一番好きです。

VRIはヨットレースのゲームであり、その名前だけでジャンル分けをするならレースゲームの仲間になりそうです。
しかし、レースゲームというと、一般的にはカーレース形式のゲームが大半であり、VRIとは本質がやや異なります。
もしVRIがレースゲームの仲間であるなら、私は音楽ゲームではなく、他のレースゲームにもっとハマっているはずです。
よって、VRIに他ジャンルの要素が含有されていることが示唆されます。

突然ですが、ヨットレースって、格闘ゲームと通じるところがあると思うんです。
マッチレースのスタート時のバトルを思い浮かべてみてください。思い浮かばない人はマッチレースの動画を見てきてください。

同じような能力を持つ相手と自分がいて、相手の動きを読んで動いたり、相手の攻撃をわざと誘ったり、フェイントをかけたりして、相手より優位に立とうとするゲーム。

雑な説明ではありますが、格闘ゲームの説明としても、ヨットレースの説明としても成り立ちますよね。
VRIに限らず、ヨットレースはある場面においては、格闘ゲームとみなせることが判明しました。フリートレース=大乱闘だと思えば、いつでも格闘ゲームですね。
すなわち、格闘ゲームが上手い人は、VRIへの適応力が高い、と言えそうです。
私はスマブラが大好きで、経験値がややあるので、それが自分のVRIの実力に繋がっているのかもしれません。

ここで疑問があります。格闘ゲーム好きの人なら、VRIに熱中することは容易なのでしょうか。
格闘ゲームが好きな人というのは、主に1対1の対戦を好む傾向があると思います。複数人での対戦は、楽しむにはいいけどやりこむほどではないと思う人が多いのではないでしょうか。
VRIではフリートレースがメインなので、ヨットレースの格闘ゲーム的な魅力に気付かずに挫折してしまう人は少なくないかもしれません。

はて、私がVRIに熱中できたのはなぜでしょう。

ゲームのジャンルの中で、私が一番好きなジャンルを覚えているでしょうか?
そうですそれです。音楽ゲームです。
音楽ゲームと似た要素をVRIが有しているからこそ、私はVRIと出会ってから自称トップランカーになるまでモチベーションを維持することができたのかもしれません。

音ゲーマー(=音楽ゲームをやりこむ人)の性質を知れば、私の言っていることが理解できると思います。
まずは、音ゲーマーの理想的な最終目標から確認しましょう。

「全楽曲、毎回のように理論値(=満点)を出すこと」

いかなるときもまったくミスをしない人間になることこそが、音ゲーマーの目指す理想の境地です。
しかし、この目標は空想レベルの理想なので、トップランカーの人たちですら、難関楽曲で一回でも理論値を出せれば記録に残るから満足だ、という具合のはずです。
音楽ゲームの種類によっては、理論値を出すことが人間にはほぼ不可能な楽曲が用意されているものもあり、そういった機種のランカーは、世界一のハイスコアを残すことを目標にしていることでしょう。

続いて、私のような平凡な音ゲーマーでも設定している小さな目標を見ていきましょう。こちらは、私自身の経験を基にして書いていきます。
一つの音楽ゲームを始めてから日が浅いうちは、上に書いたような最終目標は頭になく、一つでも高い難易度の楽曲をクリアすることを目標にプレイしていきます。そして壁に当たるたびに、過去に背伸びしてクリアした楽曲に戻って、ハイスコアの獲得を目指します。

一般的に音ゲーマーというものは、
「未クリア曲をクリアするとき」と、
「既クリア曲のスコアを更新するとき」
の達成感に突き動かされることによって音楽ゲームにハマっていくのです。
私は、この2つの達成感にまんまと操られ、音楽ゲームをそれなりにやりこんでしまいました。
でもその結果、自分は自分が思っている以上に上達できる、ということを学びました。

実はVRIの目標は、ゲームシステムの特性上、音楽ゲームの目標と大きい方も小さい方もほぼ同じです。
大きい目標は
「全艇種、全レースで1位を取ること」
小さい目標は
「日頃開催しているレガッタにおける最高記録、最高順位を更新すること」
ほら、同じですよね。同じ、です。モチベーションとなる目標が同じなんです。

音楽ゲームとの向き合い方を、VRIにも適用させることによって、私はこれまで前へ進み続けてこられたのだと思います。

疲れてきたので、まとめに入りましょう。

・VRIは、格闘ゲームのような駆け引きを楽しめて、そのうえ音楽ゲームのような中毒性のある素晴らしいレースゲームである。(個人の見解です)

・それゆえ、他のゲームの経験が何かしらの形でVRIに活きているかもしれない。しかし、経験が少ないからといって落胆する必要はない。


今後もゆるゆるとブログを書いていきます。また来週〜。

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