先日Twitterにて告知したとおり、今度のeセーリング学生王者決定戦(EGOK)から賞金(ギフト券などによる贈呈を予定)を設けることにしました。
「なぜ」「どうして」「怪しい」「逆にお金取られそう」「意味不明」「がんばれる」「買いたいものがあったからちょっくら稼ぎたい」「大会参加者を増やそうと必死なのが見え見え」「お金に困ってないしeセーリングにも興味ない」「賞金目指してeセーリングはじめてみる」「賞金はどうせ最初だけ」「マスト折ったばっかだから賞金ガチで取りにいく」「賞金のかかった最終レースで自分がどれくらい緊張するのか知りたい」「…………」
いろんな意見があると思いますが、何事も試してみよう続けてみよう、ということで数回は確実にやる予定でいます。
賞金について大学生セーラーの皆様にお伝えしたいことを、今回はまじめに書いていきますよ。心の準備はいいですか?
1,参加費は絶対無料
eセーリングの最大の魅力とは、デバイスと通信環境さえあれば無料でできること。セーラー全員の味方ですが、特にお財布とのにらめっこが必要だと思われる学生にとっては非常に心強い味方だと思います。VRIの公式世界規模イベントにも無料で参加できるのと同じように、EGOKも(他のクラブ主催大会も)無料で参加できるという形は死守したいのです。
また、参加費を取って賞金を出す、という構造だと「法律」が顔をのぞかせるようですし、手続き自体ややこしくなるので参加費は無料しかありえません。
2,賞金に込める思い
急に青春チックな表現になってしまいましたが、ここ真剣ポイントですからどうか笑わずに読んでやってください。
私は、「本当は賞金を出したくないけど参加者を集めるために賞金を出しておこうかな」などというふざけた考えは持っていません。
「セーリングに熱を注ぐ人を支援するために、応援するために賞金を出したくて出したくてたまらないから賞金を出す」んです。
松岡修造的なテンション、あるいはアニマル浜口的なノリが苦手な人もいるかもしれませんが、地道に練習を重ねている人を応援したいんです。
セーリング(ヨット部)は何かとお金がかかりますよね。お金がかかるということは、その分バイトをすることになると思います。バイトをする分だけ、セーリングに費やせる時間が減ります。つまりお金さえあれば、自由時間をセーリングのために使えます。
もしセーリングの練習をしながら、お金を手に入れられるとしたら、そんなうれしい話はありません。eセーリングの世界選手権で優勝すれば1万ドルですが、難易度が高すぎますよね。もう少し優勝できる希望がある規模の大会で、お小遣い程度の賞金が用意されたらいいな、というのは私の現役ヨット部員時代の望みです。それはともかく、eセーリングに熱心に取り組む人がリアルセーリングでも活躍できますようにと祈るために必要なお賽銭、それがEGOKの賞金だと思っていただければ幸いです。
3,賞金の出どころ
そもそもどこから賞金が出てくるのか、気になる人は多いかもしれません。
賞金は、学生セーラーを応援したい人たち(私など)の懐から出てきます。あるいは、どこかの会社からご提供していただけることも可能性としてはあります。怪しいお金やグレーなお金を提供することは決してありませんので、ご安心ください。
賞金については、おおかた書けました。EGOKという大会についても書きたいところですが、長くなってしまいそうですし、疲れたので次回にします(疲れた、なんて書いたら松岡修造に励まされそうだけど、励まされるなら別にいいか)。
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